むち打ち


首に対して急激に大きな力がかかり、過度に動かされることで起こります。

交通事故で最も多いのは追突事故といわれ、更に追突事故で一番発症しやすい症状が「むちうち」といわれています。

 

次に、衝突で乗り物が減速すると同時に、はずみで体と頭が前に持っていかれます。つまり、首が一瞬のうちに前後に大きな力で振られます。

そうすることで、頚部、頭部の様々な筋肉や靭帯、軟骨、骨、神経、血管がけん引、圧迫され損傷を起こします。

 

追突事故では、勢いによって体が座席の背もたれに押し込まれ、次いで首も後ろに持っていかれてしまい、首を過度に後ろに倒した状態になります。

普段自動車を運転しているときはシートベルトを着用し、衝撃があった際にエアバッグが衝撃を緩和してくれます。しかしシートベルトでしっかりと体が固定されていることで、上半身が強烈な刺激を受け、衝撃で頭部が大きく揺さぶられます。更にエアバッグが飛び出した衝撃により、首に大きな負担をかけてしまうことも少なくありません。

 

人間の頭部は成人で体重比の10%といわれ、例として体重50kgの人ならば約5kgに相当します。5kgといえばスイカ一つ分なので、それほどの重さのものが、強い衝撃で揺さぶられることを考えると、首への負担はとても大きいことが予想できると思います。

 

痛みは、受傷直後に出現することもあれば、数週間経過しないと出現しないこともあります。むち打ち損傷は、治療しないか、あるいは不適切な治療のまま放置しておくと、数カ月ないし数年持続します

 

 

主な原因は

 

・追突、正面あるいは側面衝突、転倒、これらの組み合わせの交通事故

・コンタクトスポーツ

・転倒

・落下

・殴打

 

などです。